ピサの斜塔

（4日目・続き）

これまでのお話はこちら。。。

フィレンツェでのランチは中華料理でした。

今まで出されたお料理は味も不味いけど、殆ど冷めていて更にがっかりするものばっかりだったんだけど、
この中華料理屋さんはかなり暖かくて美味しいものが出てきました。
野菜たっぷりの炒め物も嬉しかったしね。

特に暖かい卵とコーンのスープはホッとする美味しさだったわぁ～
イタリアでイタリア料理よりも中華料理が美味しく思えるなんて…(^_^;)

さて、食後はフィレンツェのフリータイム。
私はオプショナルツアーを申し込みました。
バスに揺られること2時間ちょっと。。。

ピサに到着です！！

イタリアの教会では、大聖堂（ドゥオーモ又はカテドラル）と、鐘楼、そして洗礼堂の3つが必ずセットになって建てられています。
ピサは大聖堂よりもこの鐘楼の方が斜塔として断然有名ですよね。

ちなみにイタリアに大聖堂は色んな町にありますが、実は一つの町に一つしかなく、
「ドゥオーモ」と「カテドラル」は、その地域を担当している司教の位によって呼び名が変わります。
なので、位の高い司教がいる大聖堂はドゥオーモと言い、それ以外の大聖堂はカテドラルと呼ぶのが正式。
でも、その町に住む人はカテドラルであってもドゥオーモと呼ぶことが多いみたいなんだけどね。

ピサの斜塔が傾いていることは周知されているけれど、
実はその前にある大聖堂も手前に傾いているんです。

建て始めたころに地盤沈下があって傾いちゃったみたい。。。

この大聖堂では丁度お葬式の真っ最中だったので、
中には入れたけれど写真は撮れなかったのね。

でも、お葬式が終わった途端に撮影OKとなりました♪

天井は24金！
過去に一度焼けちゃったことがあったんだけど、メディチ家がお金を出して豪華に復元されたものです。
また、ガリレオが斜塔で「落下の法則」の実験をし、この大聖堂の写真の正面一番奥に吊り下げられているランプから「振り子の法則」を発見したとも言われていますが、ホントかどうかは疑わしいんですって。

最後は洗礼堂で静かな時間を。。。
ここは音の響きが素晴らしいの。
一日に何度か音の実験と題して、職員が声を出して音響をチェックするんだけど、また、その声も響きも素晴らしく、目を閉じて聞き入ってしまいました。

最後に斜塔を支えて撮った定番のショットを…

こうしてお天気もよく気持ちよい午後をたっぷり楽しみ、再びフィレンツェへと戻りました。

続く。。。